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非対称の起源 偶然か、必然か

マクマナスC、大貫昌子 訳。非対称の起源 偶然か、必然か。講談社ブルーバックス B-1532、2006、ISBN4-06-257532-9
素粒子の非対称性と右利き多数の社会とはつながるのか、みたいな本で、生化学や医学の知識を間に挟んで物語りに仕立てようとしている。著者が心理学者のためなのか、社会とのつながりの話も多い。多元論など入り込む隙間も無い。いくつかは真実のようだ。

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指数・対数

佐藤敏明。図解雑学 指数・対数。ナツメ社、2006、ISBN4-8163-4193-5
高校の数学の先生が書いた分かりやすい指数関数と対数関数の話。無限級数や複素数まで扱っているので面白く読める。欲を言えば応用の広い等角写像と、ロジスティック曲線が双曲線正接関数(tanh)と相似なことから積分の解の多様性の話題があったらと思う。

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読む数学 通読できる数学用語事典

瀬山士郎。読む数学 通読できる数学用語事典。ベレ出版、2006、ISBN4-86064-133-7
大学の数学の先生の書いた用語集風数学風景集で、微積分までの計算の話。秀才のノートの感じ。さすがに慎重な記述で、危ないところはすっと逃げている。数学が論理学と異なる点を押さえるとずっと面白くなるのだが、それはないので生真面目に見える。

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フラッシュ・メモリ・カードの徹底研究

インターフェース増刊 フラッシュ・メモリ・カードの徹底研究 CD-ROM付 カードとマイコンの接続方法からファイル・システムの移植まで。インターフェース編集部 編、テックアイ vol.35、2006
SDカードやメモリースティックの、組み込みマイコン等からの使い方の解説。具体的で詳しく、ノウハウも多い。USBメモリと違って、今のところ手軽に使える。デジカメ等の基幹部品なので、当分は使えるだろう。ファイル・システムはFATのみで、やや簡単。

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暮らしの中の面白科学 日用品に隠された不思議な科学の原理に迫る!

花形康正。暮らしの中の面白科学 日用品に隠された不思議な科学の原理に迫る!。サイエンス・アイ新書 SIS-003 ソフトバンク クリエイティブ、2006、ISBN4-7973-3786-9
接着剤やエレベータなど、身近な家庭用製品や設備の技術解説。内容は手軽に読めるお話で、パンフレットを集めた感じ。題名は科学だが、何かが論証されているわけではない。この手の本は意外に難しく、例えば炭素マイク(145頁)は今でもありそうななさそうな。

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デザインアイデア202選 設計のヒントをテーマ別に収録!

田村均 編、三和工機 協力。デザインアイデア202選 設計のヒントをテーマ別に収録!。「機械設計」2006年9月臨時増刊号 50(13)、日刊工業新聞社、ISSN0387-1045
手で持てる大きさの製品や部品の加工や搬送のための機械の工夫集。電子制御が発達しても、最末端は当然に機構部分がある。私の場合はせいぜい買ってきて組み合わせるだけなので、知識として読んだ。

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スペクトラム・アナライザ入門

高橋朋仁。スペクトラム・アナライザ入門 高周波信号解析に役立つ基本操作と応用。CQ出版社、2006、ISBN4-7898-3722-X
50MHzを中心に前後10MHzなどの高周波信号の強さをグラフ表示する計測器、スペクトラム・アナライザの原理と操作法の入門解説。信号の解析と機器の周波数特性の解析に使える、今でも高価な測定器。本書は自作の付属部品製作が特色。

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OpenMPによる 並列プログラミングと数値計算法

牛島省。OpenMPによる 並列プログラミングと数値計算法。丸善、2006、ISBN4-621-07717-1
共有メモリの並列計算機でマルチスレッドを駆使するためのOpenMPと呼ばれる指示文集の解説と応用。第3章の5つの具体例が分かりやすくてよい。前半はノウハウも書かれてはいるものの、仕様書の解説なので我慢して読む必要がある。駆使できれば楽しそう。

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真説 鉄砲伝来

宇田川武久。真説 鉄砲伝来。平凡社新書 346、2006、ISBN4-582-85346-3
種子島への初伝来は史実として、他にもたくさんの伝来があった、という説。高度な模倣と独自改良や技術移転は、そのころも我が国の得意技だったらしい。初期には軍事が目的ではなく、今と同様の使われ方だったようだ。

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組み込みI/Oインタフェース基礎講座

宇野俊夫。組み込みI/Oインタフェース基礎講座。翔泳社、2006、ISBN4-7981-1110-4
400頁近い本で、内容はほとんどがお話。知らない人には分からないし、知っている人にはもうたくさん。でも、用語の収集には役立つし、経験談も。なぜかATA規格の詳しい解説が入っている。

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小型DCモータの基礎・応用

トランジスタ技術編集部 編。ブラシ・モータ、ブラシレス/センサレスDCモータ、ステッピング・モータなどの制御回路と駆動法を学ぶ 小型DCモータの基礎・応用。CQ出版社、2006、ISBN4-7978-4150-2
これも雑誌記事を加筆修正した本。モータ自体の解説だけでなく、周辺回路の詳しい設計法が書かれている。この知識がないと、特にアマチュアは途方にくれてしまう。用語辞典も面白くて、機械と電子の境界領域なので見慣れぬ言葉がたくさん。

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ピラミッドの謎

吉村作治。ピラミッドの謎。岩波ジュニア新書 544、2006、ISBN4-00-500544-6
発掘のレポート、ミイラの作り方、ピラミッド建設再現実験、話題の人物などのお話し集。面白く書かれている。内容はさすがに慎重。ところで、アクエンアテン王の症状(p144)の吉村氏の記述の「脳水腫」は単なる死因であろう、先端肥大症か何かか。

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センサ活用ハンドブック

トランジスタ技術SPECIAL編集部 編。色/明るさから距離/圧力まで 14のターゲットを検出 センサ活用ハンドブック。トランジスタ技術SPECIAL No.96 2006 秋、CQ出版、2006
コンピュータ等の入力に必要なセンサの使い方の解説集。雑誌記事を加筆修正したもので、著者多数。ほとんどが物理量の測定で、ガスや指紋のセンサもある。ある程度まで知っていても勉強になる。集大成したところが良い。

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入門!論理学

野矢茂樹。入門!論理学。中公新書 1862、2006、ISBN4-12-101862-1
語られている内容自身は本当に入門論理学なのだが、周辺の風景への感想が面白い。たとえば、192頁の論理と数学の世界との違いは、論理学がなんとなく文系的で、数学が科学である理由を語っていると思う。論理自身ももっと面白いと思うが。

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ルネサス・スタータキット for R8C/1B

Renesas Starter Kit for R8C/1B (R0K5211B4S000BE)。ルネサステクノロジ社、2006
本来は企業向けの評価ボードのようだが、アマチュアでも1キット単位で手に入る。わずか0.1グラムの超小型マイコン。しかし、CPUは強力、入出力も充実、開発はパソコン・プログラミングの気軽さ。LCDモジュール付きなので、遊べる。

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ゼロからわかる アインシュタインの発見

山田克哉。ゼロからわかる アインシュタインの発見。講談社現代新書 1860、2006、ISBN4-06-149860-6
特に新しいアイデアはないが、短くまとまっているのがうれしい近代物理の一般向け概説書。平易に解説するのはよほど難しいらしく、受け止め様によっては怪しい個所も。新人類学者の破格な解説の魅力と均衡する。

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OS完全理解!

まるごと大特集 OS完全理解! Windows VistaからUNIXまで。日経ソフトウェア 9(12) 2006-11、日経BP社
OSの理解は概説を見て、次にシステムコールを調べることであり、この特集はその前半のさらに走り。取り上げられたシステムの組み合わせは良かった。内容は簡単。Mac OSをいかにもUNIX的に使う方法などは、半ば冗談か。

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[入門]組み合わせ論

◆特集◆[入門]組み合わせ論。数学セミナー 45(11) 2006-11、日本評論社、ISSN0386-4960
仕事柄、興味のある分野であるが、深い理解は大変そう。ところで、私の大好きな高次元の話が出てくる。数学的帰納法や格子点で話がすんでいるうちはいいが、距離や超体積が絡むと急激に直感と乖離する。たとえば、d次元単体は急激にトゲトゲになるはず。

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ARMプロセッサ 実践活用テクニック

特集 ARM7から最新ARM11, Cortexファミリまで ARMプロセッサ 実践活用テクニック。インターフェース 32(11) 2006-11、CQ出版社、ISSN0387-9569
上位のマイコンともなるとWindowsパソコン並みの豪華さとなる。欲張らなければよいまでの話だが、操縦は大変そう。まあでも、チップでなくてボードなら昔から豪華なのはあった。採用の勘どころが知りたい。

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真空管70年の歩み

ストークスJW 著、斎藤一郎 訳。真空管70年の歩み 真空管の誕生から黄金期まで。誠文堂新光社、2006、ISBN4-416-10602-5
20世紀の最大の発明の一つで、電子時代を築いた真空管。1930~40年代を中心とした収集家の解説である。やたらと詳しく、趣味人向け。ST管以降の大量生産時代の話は少ない。私はミニチュア管全盛時代を過ごしたからか、前半の試行錯誤の時代が面白く読めた。

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C言語による R8C/Tinyマイコン活用技法

島田義人。統合開発環境HEW4を使ってマイコン・ボードやデバッガを動作させながら学ぶ C言語による R8C/Tinyマイコン活用技法。CQ出版社、2006、ISBN4-7898-4207-X
20pinの極小マイコンの、可も無く不可も無い解説。なのだが、500ページに迫る文書量が圧倒的。はじめてWindowプログラムの本を見たときの衝撃を覚えた。もちろん、分厚さには理由がある。家電にさりげなく内蔵される現代マイコンに仕込められた技術。

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図解で分かる!電子部品の選び方

特集 50以上の使い方のヒントとコモンセンスを集めた 図解で分かる!電子部品の選び方。トランジスタ技術 43(11) 2006-11、CQ出版社、ISSN0040-9413
アマチュアでも作る人はたいてい手痛い目に遭っているので、こうしたノウハウ集は役立つと思う。つまり、単に動くのと安定動作とは全く異なる。もう何年も電子回路の設計はしていないが、往時を思い出すと、冷や汗。

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惑星から外された冥王星

特集 惑星から外された冥王星。月刊 天文ガイド 42(11) 2006-11、誠文堂新光社、ISSN0288-1977
3つの短い専門家の記事からなる小特集。他に冥王星関連のエッセーも。「矮惑星」の言葉は「小惑星」と紛らわしいそうで、専門家にはウケが悪そう。単に「白色矮星」からの連想らしい。こだわらないと言いつつ、こだわっている。用語は道具なので大切。

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金銀配色見本帳

海野幸裕 著、大日本印刷 協力。金銀配色見本帳。エムディエヌ、2006、ISBN4-8443-5868-5
普通の印刷ではない。赤金、青金の言葉は初めて聞いたが、どちらもブラス(真鍮)の色らしい。銀はアルミの色。ただし、作例はニセ金のようだ。投稿作品で金色を使うな、旨の要項を見たことがあり、金銀は再現が難しいらしい。

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見えてきた冥王星の“もっと先”

特集 よくわかる 惑星の定義。月刊 星ナビ 7(11) 2006-11、アストロアーツ
少し時間が経ったせいか、楽しい図解になっている。続いて、惑星が8個になって多くの天文学者がほっとした理由が書かれている。40cm程度の望遠鏡ならアマチュアでも矮惑星が発見できると書かれているが、要するに、無理です、ということらしい。

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目で見る数学

ボールJ、山崎直美 訳。目で見る数学 美しい数・形の世界。さ・え・ら書房、2006、ISBN4-378-04113-8
おそらく小学校高学年・中学生向きの数学図鑑。カラフル。計算だけでなく、確率、論理、幾何学に円錐曲線が入るのは、さすが。「数のない世界の新聞」は面白いが、後続は論理学では自然数そのものだし、対応もある。数のない世界はない、ということか。

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冥王星と“太陽系再編成”

特集 冥王星と“太陽系再編成”。月刊天文 72(11) 2006-11 pp57-77、地人書館、ISSN0288-4216
一般向け天文学雑誌では、おそらく最後の速報。だから、20ページもの特集になっている。専門家への質疑が目玉だが、面白いのはその後の「話題の冥王星を見よう撮ろう」と「冥王星狂騒曲」。当然、普通では見えません。狂騒曲は楽屋落ちまで。

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擬人化たん白書

擬人化たん白書製作委員会 編集。擬人化たん白書。アスペクト、2006、ISBN4-7572-1262-3
タイトルからして速攻で絶版になりそうなので、つい手が出てしまった。インターネットで良く見られる擬人化の紹介。正直、読むのが途中で疲れる。絵はきれい。考えれば分かることだったが、内容は当たり障りのない領域にとどまっている。

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宇宙ロマン 太陽系と生命の謎に迫る

NHK科学・環境番組部 編、渡部潤一 監修。太陽系が今、解き明かされる 宇宙ロマン 太陽系と生命の謎に迫る。ナツメ社、2006、ISBN4-8163-4192-7
元の番組は多分見たと思うのだが、たしか途中から訳が分からなくなった、と思う。本書は、しかし、良くできている。海王星以遠天体の部分は本当に時宜を得ている。写真の選択もすばらしいし、解説も良い。手軽に読める本としては最高峰だろう。

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だまされる脳

日本バーチャルリアリティ学会 VR心理学研究委員会。だまされる脳 バーチャルリアリティと知覚心理学入門。講談社ブルーバックス B-1529、2006、ISBN4-06-257529-9
うまく事実を抽出できる人には良い本と思う。研究者の自負心なのだろうが、少々解説はうるさい。心理学なので、まあそれなりに面白い。

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組込みソフトウェア開発向け コーディング作法ガイド[C言語編]

独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター。組込みソフトウェア開発向け コーディング作法ガイド[C言語編]。翔泳社、2006、ISBN4-7981-1189-9
C言語は幅広い記述スタイルを受け付けてしまうので、ガイドラインが必要、ということ。読む分には面白いし、参考にはなる。その昔、非構造化言語でgoto無しで書いたら、Prologみたいと評されたことがある。p79あたりの歯切れが悪い原因か。

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