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新しい電池の科学

梅尾良之。新しい電池の科学 高性能乾電池から燃料電池まで。講談社ブルーバックス B-1530、2006、ISBN4-06-257530-2
原理だけでなく、開発現場の雰囲気が分かる、独特の味わいのある一般の電池の解説書。今話題のパソコン用電池は高度な制御が必要だそうで、だから個別には市販されていない。普通の電池ですら、原理からは想像も及ばない、巧妙な部品とのこと。

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冥王星はなぜ惑星ではなくなった?

渡部潤一 協力。緊急特別企画 冥王星はなぜ惑星ではなくなった?。ニュートン 26(11) 2006-11 pp64-71、ニュートンプレス、ISSN0286-0651
冥王星が惑星ではなく矮惑星に分類された件の一般向け解説。さすがに分かりやすい。小惑星の中でも際立っていて、これも矮惑星となったセレスとの対比で述べられている。セレスの探査も冥王星と同じ2015年が予定らしい。太陽系がにぎやかになりそう。

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ディジタル信号処理による通信システム設計

西村芳一。演算の実装から信号の変復調・誤り訂正まで ディジタル信号処理による通信システム設計。ディジタル信号処理シリーズ CQ出版社、2006、ISBN4-7898-3091-8
私はプログラミングまでしかしないが、それでも多分そうだろうな、と思っていたノウハウがことごとく載っている。通信も含めて、通常のマイコン・システム作成でも役立つ知識。高速計算法CORDICは懐かしかったが、今でも実用らしい。

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冥王星は氷の世界へ

バートレットS。Pluto left out in the cold。The Lancet 368 p828 2006-9-(2-8) London-New York、ISSN0140-6736
表紙のキャッチ「次なるインフルエンザの流行に対し、世界の団結が試されている」のとおり、プロの医療従事者用の硬派な雑誌。が、あろうことか、純粋な冥王星の記事がなぜか出現。えーと、医学と占星術? 宇宙医学? 単なるウィットか。

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「惑星の定義」に惑いなし

渡部潤一。「惑星の定義」に惑いなし。日経サイエンス 36(11) 2006-11 pp16-17 創刊35周年記念号、日経サイエンス社、ISSN0917-009X
くりこみ理論、チェスの才能、ヒマラヤは削られて大きくなった、不規則衛星、スクラムジェットなど、私好みの記事が集まっている不思議な号。ただ、目当ては冥王星にまつわる表題の記事。短いが、名解説。そして、国際天文学連合の決定も名決定だったようだ。

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ぐっとくる題名

ブルボン小林。ぐっとくる題名。中公新書ラクレ 227、2006、ISBN4-12-150227-2
知識さえあれば良い、というものでもないが、とりあえず知識は必要。オタクを装ってはいるものの、内容は典型的な作家のエッセー。あまり役立たない読み物。面白さは請け合い。

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1chip MSX

パーソナルコンピュータ 1chip MSX。D4エンタープライズ。東京ゲームショウ、幕張メッセ、2006-9-23
いよいよ現実になりそうなMSX実機、1chip MSX。のこのこ東京ゲームショウに出かけて姿と動作を確認。そう、こんなにもお手軽に動作してしまう計算機は、この時代だけのもの。いつも思ってた心の中で、いまは腕の中。

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制御用アクチュエータの基礎

川村貞夫、田所諭、松浦貞裕、野方誠、早川恭弘。制御用アクチュエータの基礎 ロボティクスシリーズ 13。コロナ社、2006、ISBN4-339-04524-1
生物の効果器はいくつかあるが、ロボットの場合、筋肉に相当する「動き」がメインのようである。モータが代表で、他にいくつもの駆動原理のアクチュエータがある。つまり、動力の出力部分のおおざっぱな説明。まだまだ動きは激しそう。

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スピードの科学

小笠原政次。おもしろサイエンス スピードの科学。日刊工業新聞社、2006、ISBN4-526-05718-5
自然現象や人工物など、項目と視点に関しては抜群に面白い。ただ、分野によっては内容が…。熱心な高校の先生の記述の感じで、勢いは買いたい。「なぜビルのような塊が空を飛べるのか?(p168)」といった視点を持つ人がいる限り、我が国の科学も安泰。

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ザ・コンピュータ

フローエンフェルダーM 著。ザ・コンピュータ。トランスワールドジャパン、2006、ISBN4-925112-66-X
計算機の黎明期からパソコンへのルートの、豊富な写真によるストーリ。特徴は前半の歴史的写真集だろう。IBMのAPLマシンは記憶をよみがえらせた。後半はたまごっちが出てくるなど、意味がよくわからない。技術解説ではなく、博物館のようなもの。

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天文方と陰陽道

林淳。天文方と陰陽道 日本史リブレット 46。山川出版社、2006、ISBN4-634-54460-1
主に江戸時代の和暦にまつわる列伝。歴史的考察であり、テクノロジーの話はほとんどない。「自然科学系のテクノロジーを蔑視し、…学問は歴史にきわまるという儒学者の学問観が反映していた(p88)」のくだりは見間違いか。

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符号の数理

◆特集◆符号の数理 …データ圧縮や暗号化…。数学セミナー 45(10) 2006-10、日本評論社、ISSN0386-4960
情報通信分野で急速に発展した符号理論の紹介。一応、数学的だが、ものすごく実用的で、いつもとは違う雰囲気。著者らもはっきり、実働しないものは間違いであり、つまりは動作するものが正しい、と断言している。今回限りのようだが。

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新・図解で分かるクルマのメカニズム

橋田卓也。新・図解で分かるクルマのメカニズム 目で見てマスターするメカの入門書。山海堂、2006、ISBN4-381-07789-X
副題通りの、ガソリン乗用車の機械部分の図鑑。一般利用者の知りたいところが分かる良い記述と思う。今のクルマは制御系の比率が高いので、その意味では半分の解説。残りの半分はこれほど鮮やかに解説しきれるのだろうか、書名決めからして難しそう。

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検査値と病気 間違いだらけの診断基準

大櫛陽一。検査値と病気 間違いだらけの診断基準―初めての「男女別・年齢別検査基準範囲」で知るあなたの本当の正常値―。太田出版、2006、ISBN4-7783-1015-2
多数の検診結果から導き出された健康危険度評価。比較的に健康である人からの計算値である。具体的な計算には前提と年数などの細かい点で注意が必要。日本でも脳血管・心臓死は多く、それとの関連が知りたいところ。

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現代語訳 般若心経

玄侑宗久。現代語訳 般若心経。ちくま新書 615、2006、ISBN4-480-06319-6
内容はともかく、資料的な部分で買ってしまった。サンスクリット写本はほとんどデーバナーガリー文字に見え、今にも読めそう。空海筆伝や良寛さんの筆致も神妙な味わいがある。絵心経は新たに書かれたもの。寺社巡りする気分で。

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ソニー α100完全ガイド

デジタルカメラ・マガジン 特別編集 ソニー α100完全ガイド。インプレスジャパン、2006、ISBN4-8443-2298-2
ソニーはプロ用の撮影機材も作っているし、ミノルタはカメラの老舗。そのミノルタ系譜の名レンズ群が使えて、かつソニーらしい機能的なデジタル一眼。頑丈で軽いのがうれしいと思えるが、当面眺めるだけ。作例も美しく、CCDの潜在能力の底知れなさを感じる。

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図解 金型がわかる本

中川威雄。図解 金型がわかる本。日本実業出版社、2006、ISBN4-534-04060-1
打ち抜き、絞り成形、鋳造、鍛造などなど。目当てはプラスチックケースの形成だったが、金属加工中心。技術の詳細な紹介であり、全体を見るには良い本と思う。アマチュアでも利用できるのかどうかまでは、さすがに書かれていない。

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ロゴ・モンド

長澤均+パピエ・コレ 編著。ロゴ・モンド[アート・ディレクターが選んだHipでCoolなロゴ&タイポグラフィ集]。グラフィック社、2006、ISBN4-7661-1732-8
すぐ読めるもの、その場なら勢いで読めるもの、もはや読むことに意義がないもの、などなどのデザイン文字集。表象やイラストも少々。編者の性格か、鋭い図象のものが多い。

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時の踊り

ポンキエリ。時の踊り―ファンタジア。ウォルト・ディズニー、1940
とある理由により「時の踊り」が聞きたくなり、思い出したのがディズニーのアニメ「ファンタジア」。書店で500円で購入、ただし、解説は一切なし。ファンタジアの中でも名シーンの一つに入っている。ストコフスキーが嫌いでない人には楽しめる。

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役に立つ実用パワー回路集

特集 各種モータから太陽電池まで、実績ある回路を集めた 役に立つ実用パワー回路集。トランジスタ技術 43(10) 2006-10、CQ出版社、ISSN0040-9413
信じ難い小型回路で、かなりの電力が制御できる。独特のパワー用素子やマイコンが制御に使われていて、想像よりはるかに変化に富んだ回路が多い。比較的大電力制御のため、写真には写っていない試験環境を見てみたいのがいくつか。

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算数の発想

小島寛之。算数の発想 人間関係から宇宙の謎まで。NHKブックス[1060]、2006、ISBN4-14-091060-7
かなりの飛躍があり、その点の解説はない。それでも、何となく言いたいことは分かる。経済学のうさんくささの原因が自ら書かれている(p157)ところも滑稽。読み物として見れば、良いようだ。

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Chiptune

罰帝 / Wiz.(WizardOfPSG)。I.C.B.M.vol16 ファミコンサウンドの宴「Famicompo」。PS2.PS.GBA.GB.GC.SFCゲームを完全に遊び尽くせる 究極の秘技満載! 隔月刊 アクションリプレイ 44 2006-12 p88、ブレイン・ストーム
なんてことはないマニア向けゲーム雑誌の、なんてことはない記事。しかし、今は昔のゲームをWindows機でそのままやると、音楽がものすごく変な理由がchiptune。私は自然楽器奏者なので、今どきのゲーム音楽はコラージュに聞こえる。人工音の方がずっと自然。

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失われた10年 西和彦が語る「マイクロソフト敗北の理由」

特集3 失われた10年 西和彦が語る「マイクロソフト敗北の理由」。週刊アスキー 2006-9-19 pp56-61、アスキー
発売予定の新型MSXについて情報があるかと見てみたが、忘れられていないことだけは分かった。マイクロソフト社だけではなく、パソコン界は未曾有の領域に入りつつある。汎用技術は使い果たされた。残るは革新技術だけである、さて、どうなるか。

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プラハの夏―14ばんめの月―63

大朝由美子。プラハの夏―14ばんめの月(63)。月刊 天文ガイド 42(10) 2006-10 p116、誠文堂新光社、ISSN0288-1977
本誌には2人のプロによる冥王星定義の速報が載っている。一つは結論を伝える淡々とした1ページのレポート、もう一つがこの現地からのエッセーで臨場感抜群。たしかに、冥王星の存在感が大きくなった気がする。

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再編された太陽系

広瀬匠+星ナビ編集部 構成。緊急レポート 再編された太陽系 冥王星は惑星を「引退」 新しいカテゴリーに分類される。月刊 星ナビ 7(10) 2006-10 pp10-15、アストロアーツ
異様に素早い特集。編集者は大変だっただろう。もちろん他の記事では冥王星は「惑星」のまま。第二小惑星帯とは面白い言い方で、冥王星探査機ニュー・ホライズンズの公式ページにもそんな感じのポスターが掲載されている。想像図だが、たしかに壮観。

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数学的思考法

芳沢光雄。数学的思考法 説明力を鍛えるヒント。講談社現代新書 1786、2006(2005)、ISBN4-06-149786-3
数学教育に関する話題集。過去にこの著者の数学教育のノウハウ集と専門書を読んでいたことがいまさらながら判明。本書にも興味深いキーワードが続出している。背理法は数学者にも嫌われるようだが、実は計算機のエンジンの一つであり、動作するものである。

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YS-11 世界を翔けた日本の翼

中村浩美。YS-11 世界を翔けた日本の翼。祥伝社新書 048、2006、ISBN4-396-11048-0
愛着たっぷりのYS-11の記録。航空機は人間が作り出した機械の中でも、その機能や外観から特別の位置を占めているようで、魅せられたプロと強烈なファンが独自の世界を築いている。本書も例外ではない。用語は不明なものが多いが、勢いは十分に分かる。

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アセンブラ入門

林晴比古。高級言語プログラマのためのアセンブラ入門。ソフトバンク クリエイフィブ、2005、ISBN4-7973-3281-6
なつかしのIntel 16bit機のアセンブラの解説。マクロでほどよく遊んでいるのが特徴。昔は私も良く書いたものだが…、その段階の話。なぜ今、アセンブラかの必然性は分からない。良く調べられているので、知識の整理と用語の収集には役立つ。

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LEDの要素技術とディスプレイ応用展開

【特集】LEDの要素技術とディスプレイ応用展開。電子材料 45(9) 2006-9、工業調査会、ISSN0387-0774
LEDは単に照明できる、画像表示ができる段階は過ぎているようで、次々に新分野を開拓する段階にあるようだ。当事者は大変だろうが、ぜひともその新しい世界を見てみたい。

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