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はじめての78Kマイコン

桑野雅彦。はじめての78Kマイコン CD-ROM & マイコン・ボード付き。CQ出版社、2006、ISBN4-7898-3726-2
なんと!、USB接続ですぐに使える豪華マイコンボード付き。CPUはNECが売り出し中の8bitマイコン78K0S/KA1+。有名なZ-80に似た命令体系を持ち、多くの周辺機能を内蔵。応用例は職人芸的なところがあり、事情通には面白い。

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ゼロからはじめるシーケンスプログラム

熊谷英樹。ゼロからはじめるシーケンスプログラム。日刊工業新聞社、2006、ISBN4-526-05676-6
機械制御のためのコントローラのプログラムの入門書。手順を踏めば、だれでも正しいプログラムが作れる。ネットワークに興味があって本書を選んだが、いまのところ素朴なロック機構しか備わっていない。でも、統合システムまではごくわずか。

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SH-2基板で試して学ぶ 組み込みOS活用技法

特集 OSを使って本格的な組み込み開発をしよう SH-2基板で試して学ぶ 組み込みOS活用技法。インターフェース 32(8) 2006-8、CQ出版社、ISSN0387-9569
たしかに、この規模のマイコンともなるとOSがなければ活用しきれないように思える。μITRON4.0仕様のOSなど4つのOSが試せる。通信やデータベースを使いたいからOSなのだが、今回はOSそのものを動かす話。目的や具体的利用法はまたの機会に。

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図解・鉄道の科学

宮本昌幸。図解・鉄道の科学 安全・快適・高速・省エネ運転のしくみ。講談社ブルーバックス B-1520、2006、ISBN4-06-257520-5
主に新幹線と通勤電車の車両周りの技術話題集。一般向けの詳しい解説書。話として面白いのは、第4章の「鉄道が曲がるしくみ」。走る・止まる理由も素朴ではない。交流モータの回生ブレーキ系は他の産業でも応用されているのか気になった。

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知られざる伝説の世界

Newtonムック 幻か? それとも真実か? 知られざる伝説の世界。ニュートンプレス、2006、ISBN4-315-51774-7
ノアの洪水伝説などに対応する事象があった、というのは近年の常識であり、その探索は良いことだと思う。一方、100年もすると人々の意識や感覚が変わってしまい、伝えなければ、という意思のみが残る、という考えは、確かにロマンをかきたてる。

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「クルマ」という名の組み込みシステム Part3

特集1 「クルマ」という名の組み込みシステム Part3 ~車載システム開発の勘どころと設計事例~。デザインウェーブ マガジン 11(7) 2006-7、CQ出版社
自動車におけるソフトウェアの比重が大きくなっている。LANの話に興味があったが、その次のC言語のコーディング規約を守ると悪くなる例も興味深い。私に言わせれば、教条的な「構造化プログラミング」の記述能力が低いせいだが、頑固な人もいるのだろう。

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C++活用DSPプログラミング

三上直樹。C++活用DSPプログラミング TMS320C6713搭載DSPスタータキットで学ぶ。インターフェース増刊 テックアイ 33、CQ出版社、2006
DSPはオーディオ機器などに入っている信号処理専用の計算機。内部回路はマイコンと似ている。その信号処理プログラムをC++で組む話。特に固定小数点利用の章が面白く読めた。高次の近似をすると、値が細かく暴れる様子が書かれている。

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音のなんでも実験室

吉澤純夫。音のなんでも実験室 遊んでわかる音のしくみ。講談社ブルーバックス B-1521、2006、ISBN4-06-257521-3
高校の理科の先生による楽しい音と振動の実験集。ストローの笛は、オーボエの吹き方を知っていれば、リードなど付けなくても三角に切るだけで発音できる。で、やってみるとなぜかサックスのような音がする。ワイングラスを鳴らすのはコツが必要みたい。

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岩城音楽教室

岩城宏之。岩城音楽教室 美を味わえる子どもに育てる。光文社 知恵の森文庫 い 9-1、2006(2005)、ISBN4-334-78376-7
先日逝去された指揮者、岩城宏之氏の30年前の音楽エッセイを文庫にしたもの。昨年書かれたまえがき付き。少し読めばちっとも論調が一貫してないのが分かり、つまりは話芸である。音楽通にはどこが演出かが分かる、巧妙な仕掛けつき。

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力学の解ける問題と解けない問題

吉田春夫。力学の解ける問題と解けない問題 岩波講座 物理の世界 力学 4。岩波書店、2005、ISBN4-00-011104-3
微分方程式が一般に解ける場合が可積分系。準周期解との関連までは分かったが、正多面体との関係まで来ると、対称性以外のキーワードは思いつかなくなる。アイデアがごろごろ転がっていそうな話題なので、時間があれば、追跡してみたい。

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望遠鏡―宇宙の観測

海部宣男。望遠鏡―宇宙の観測 岩波講座 物理の世界 ものを見る とらえる 7。岩波書店、2005、ISBN4-00-011183-3
望遠鏡の歴史の後、すばる望遠鏡と野辺山の電波望遠鏡の技術的な話、今後の世界の動向とつづく。技術突破が新しい科学観を作る、言われてみれば当然と思える視点からの天文学の解説。太陽系外惑星の探査は、望遠鏡技術的に挑戦しがいがあるようだ。

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カーニハン&リッチー『プログラミング言語C』を読む

小林健一郎。カーニハン&リッチー『プログラミング言語C』を読む。講談社サイエンティフィク、2006、ISBN4-06-155753-X
同第2版もすでに古典なので、読解書が必要、ということだろう。元の本以上の知識はないし、共用体や標準ライブラリの説明はないので、虎の巻にもならない。ねらい(?)の、なぜすばらしいのかも分からないが、それは私が多少C言語が嫌いなせいか。

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リアルタイム組込みOS 基礎講座

リーQ、ヤオC 著、宇野みれ 訳、宇野俊夫 監修。リアルタイム組込みOS 基礎講座。翔泳社、2005、ISBN4-7981-1004-3
いきなりピントの外れた監注にはびっくりしたが、原著は名調子で書けている模様。個々の項目はほぼ知っていたものの、これだけまとまると壮観である。最終章の優先度の解決法は小規模マイコンでも役立ちそう。「並行処理」はもう少しさぼらないと、しんどい。

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これだけは知っておきたい 図解 分子生物学

江島洋介。これだけは知っておきたい 図解 分子生物学。オーム社、2005、ISBN4-274-20117-1
ずいぶん詳しい。分子生物学だから遺伝子周りだが、一時期は生物学≒分子生物学だったことがあり、頭脳が集中した結果、膨大な知識を抱えることとなった。本書はその一端の紹介で、すでに百科辞典化している。目がくらむ。

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電気設備トラブル対策

森下正志。電気設備トラブル対策。オーム社、2006、ISBN4-274-50071-3
雑誌記事をまとめたものらしい。電力系の事故への対応の、多数の記録集。多くは何とかその場しのぎでも復旧させた事例だが、中には長期の操業停止など、気の弱い人は読んではいけない内容も。私の分野と重なる領域もあり、身につまされる。

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数学ライブ2006

◆特集◆数学ライブ2006 …高校生・社会人向けの公開講座をライブ形式で紹介…。数学セミナー 45(7) 2006-7、日本評論社、ISSN0386-4960
近似計算のニュートン法とフラクタル図形は、言われてみればなるほど。いかさまコインの問題を入試で出したらマスコミから批判が。数学以外の理系の先生にも想像が難しい石鹸膜の振る舞い。数学者からみたウケる数学。

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絵ときで分かる 計測工学

角田和雄。絵ときで分かる 計測工学。オーム社、2006、ISBN4-274-20239-9
寸法や流量などの機械的な計測の要点の図解。仕事の必要上買ったのだが、思わず自分の中学時代の技術家庭の授業を思い出した。楽しく学べる機械計測、である。まとまりすぎて、実物を知らないと想像できない項目がいくつか。実用書であり、理論書ではない。

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今日からデジカメ写真がうまくなる

久門易。今日からデジカメ写真がうまくなる。ソフトバンク新書008、2006、ISBN4-7973-3471-1
撮影の技術的コツ少々と被写体ごとのノウハウをつれづれに書き連ねた本。新書程度の量の文章が軽く読める人向き。写真雑誌編集の経験のある著者らしく、サービス満点。一見綺麗に見える写真が撮れるコンパクトデジカメの特性の話題も。

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使えるヘーゲル

福吉勝男。使えるヘーゲル 社会のかたち、福祉の思想。平凡社新書329、2006、ISBN4-582-85329-3
現代の福祉の観点から見たヘーゲルの活動の再解釈、…のようだ。評価の後、最終章で著者は違和感を訴えているが、現実に対するヘーゲルの観察と解釈は今でも際立っていると思う。ただし、ベートーベンと同時代の人であり、無論、限界はある。

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Ajax, Railsから自作言語まで スクリプト言語まるごとブック

日経ソフトウェア編集 編。Ajax, Railsから自作言語まで スクリプト言語まるごとブック。日経BP パソコンベストムック、2006、ISBN4-8222-2836-3
Ajaxもさることながら、第3部の自作言語につられて購入。しかし、内容はお話。正直に開発ノートの順で語って欲しかった。他に、私の主力のスクリプト言語もあるにはあったが、一言どころか、正真正銘たったの一文字。無視されるよりはましか。

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ロボットの目をつくる

ロボットの目をつくる 二足歩行ロボットにカメラをつけて画像処理。トランジスタ技術 増刊、CQ出版社、2006
数十センチのロボットにカメラを搭載し、画像処理して動かす。それが今や個人でも可能になってきた。前半はカメラの解説が詳しく、後半は応用技術で、サッカーする円筒ロボやアイボが出てくる。先端だが妙に実践的な、他にはない不思議なバランスの本。

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実験で学ぶトランジスタ回路設計

特集 実験で学ぶトランジスタ回路設計 1石~11石のアンプを付録基板に組み立てていく! 実験プリント基板付き。トランジスタ技術 43(7) 2006-7、CQ出版、ISSN0040-9413
読むと勇気が湧いてくるトランジスタ回路設計指南。やはり、むかし私が挫折したのは職人芸回路のせいだったのだ。確実な動作の代償に、湯水のようにトランジスタやダイオードを使う現代風回路。トランジスタがいかに偉大な発明だったかがよく分かる。

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巨大望遠鏡で探る宇宙

二間瀬敏史。図解雑学 巨大望遠鏡で探る宇宙。ナツメ社、2006、ISBN4-8163-4117-X
太陽系の簡単な紹介から始まって、銀河の果てまで旅する趣向の読み物。最近の写真がたくさん掲載されていて、特に後半は我が国のすばる望遠鏡の多数の成果の紹介になっている。重力レンズの利用が拡大しつつあるようだ。

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二足歩行ロボットのモデルベース開発

ROBO-ONE委員会[編]。二足歩行ロボットのモデルベース開発。オーム社、2005、ISBN4-274-20020-5
二足歩行ロボットの、パソコン上でのシミュレーションと実機の動作をすり合わせるという、かなりしんどい計画。それでも大会参加者の作品は立派だったようだ。本書はその理論背景と参加報告。面白い。

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魔法ファンタジーの世界

脇明子。魔法ファンタジーの世界。岩波新書 1020、2006、ISBN4-00-431020-2
魔法+ファンタジーなのでアンデルセンやアリスはかろうじて入り、ムーミンや鬼太郎は入らない。神話や伝承や昔話も入らない。背景と鑑賞の著者の視点は分かりやすい。ただ、比較された歌舞伎やオペラも教育的とは思えず、やや思い入れが過ぎると思う。

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ぼくらのマイコン・ロボット工作

横井浩史、松下光次郎 共著。電子工作シリーズ ぼくらのマイコン・ロボット工作 ペットボトルとH8Tinyでつくろう CD-ROM付き。CQ出版社、2006、ISBN4-7898-4160-X
大学のロボット工作授業を元にした本のようだ。ややこしいところはすっと抜いて、作りやすいように考えられている。特に驚くような箇所はない。

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解けない方程式を解くには

特集 解けない方程式を解くには。数学セミナー 45(6) 2006-6、日本評論社、ISSN0386-4960
微分方程式の解法の話題。ブランコ漕ぎの再現には失敗?。話題がまとまって見られてうれしい。5次方程式が普通の意味では解けないことが証明され、解の存在を証明していたガウスが「馬鹿げたことだ」とつぶやいた(10頁)というのは初耳で、本当なら面白い。

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前立腺

平岡保紀。前立腺 男なら覚悟したい病気。祥伝社新書 039、2006、ISBN4-396-11039-1
ん、早くも第二刷らしく、心配している人が多いのか。泌尿器科の先生による記述で、仮想の外来・検査・手術が体験できる趣向である。データがたくさん。

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量子論

和田純夫 監修。創刊300号&25周年記念 NEWTON SPECIAL 摩訶不思議なミクロの世界が、みるみる理解できる! 誰もが納得! 量子論。Newton 26(7) 2006-7、ニュートンプレス、ISSN0286-0651
多数の人が理解したら大変なので、納得できる量子論、ということ。たいへんきれいにまとまっている。天文学的に遠くの恒星から光子が目に飛び込んで来る図は笑えた(一応、像は作っているから)が、解説の文章は慎重で、こちらでよいのであろう。

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コンピュータの論理設計

坂本康治。コンピュータの論理設計。日本理工出版会、2005、ISBN4-89019-508-4
非常に簡単なコンピュータを設計し、おそらく論理シミュレータ上で動かすまでの教科書。後半のパイプライン化が意欲的で、ちゃんと性能も出ている。もっとも、現実のCPUにはいろいろ事情があって、その先の道は長い。

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